ブランディング事業
BRANDING
地域ブランディング
四国中央市様
書道用紙メーカーブランディングブック「四国中央市 紙宿るまち」制作
日本一の紙のまちであり、書道紙の全国シェア7割を誇る四国中央市。その背景にある風土、そして技術を連綿と受け継いできた街の‘ストーリー”に焦点を当てた一冊。美しい景色、たおやかな職人の所作、伝承を発展させ未来へとつなぐ営みの輝きを「風土」「伝承」「発展」「そしてこれからも」「書家の視点」という5つのセクションで構成。さらに、市をあげて開催する「書道パフォーマンス甲子園」ホームページ内に半紙メーカーを紹介する特集ページを設置。ブランディングブックから二次元コードで誘導し、半紙メーカー11社の詳細を案内しました。

題字は書道パフォーマンス甲子園のアンバサダーを務める青柳美扇様による揮毫。





四国中央市の紙産業発展の歴史から、「日本一の紙のまち」としての矜持、「書道パフォーマンス甲子園」に青春をかける高校生たちの姿まで、印象的なモノクロ写真で表現。

四国中央市様からは、ほかにも四国中央市シティプロモーション冊子「yuiitsu」の制作もご依頼いただいております。「yuiitsu」についてはコチラ

さらに、特産品にフォーカスしたガイドブック「yuiitsu+(プラス)」の制作も行いました。「yuiitsu+」についてはコチラ
特に工夫したポイント
書道のように凛とした美しさを伝えるため、フォトグラファー・宮脇慎太郎氏を起用し、モノクロ写真を多用して効果的にレイアウト。光と影の濃淡で街の物語をつづるフォトブック風に仕上げました。白と黒という究極のシンプルにより、四国中央市の書道半紙の価値の高さを感じさせることに尽力しました。
結果・評価
クリエイターズクラブ愛媛(CCE)が主催するクリエイティブを評価する広告賞「CCE AWARD2025」において、県民審査賞とベストコピー賞を受賞しました。四国中央市様から「視覚的なわかりやすさを追求した結果、フォトブックとして発行したことは挑戦でしたが、今回、多くの方に認めていただき、とてもうれしく思います!」とのコメントをいただきました。