

アンチエイジング(抗加齢)という言葉を最近よく聞きます。アンチエイジング(抗加齢)医学とは、従来からの“病気を治す医療“ではなく、“健康をバージョンアップ”し、“病的な老化を予防”するプラスの治療です。
一般的には、40歳を境にして「老眼」を感じ、次に「歯の喪失」「歯周病」など“目”と“口”から老化を自覚します。加齢(エイジング)とともに喪失する歯の数は“歯並びのキレイな人”の方が“歯並びの悪い人”より少ないことは周知の通り。それだけ歯並びの悪さは虫歯や歯周病、ひいては歯の消失と密接に関係しているのです。生活に困ることはなくとも、矯正するなら今のうち…笑顔のバージョンアップ、“口から始めるアンチエイジング”をそろそろ考えませんか?
しかし矯正歯科治療をためらう理由の一つが、矯正装置の見た目の悪さ。従来は「歯の表側」に装着していたため、どうしても目立ってしまいました。ところが最近では、歯の裏側に装置を付ける「舌側(ぜっそく)矯正」が注目されています。「リンガル ブレース」とも呼ばれる舌側矯正は、治療中でも装置がまったく見えません。これまでは歯の裏側に取り付けることで、少し喋りにくくなることが欠点とされていましたが、最近は超小型の装置も登場していますので、その心配もなくなりました。
治療期間は難易度によって異なりますが、平均的には2年程度。舌側矯正だから、治療期間が長くなる、仕上がりが悪くなるということはありません。ただし舌側矯正は多大な技術を要するため、矯正治療専門クリニックヘ足を運び、実際に治療例を見てみましょう。自分に合う装置の提案やアドバイスも受けられます。
歯並びが美しくなれば、同時に“白い歯”も手に入れたくなるもの。ホワイトニング方法にもいろいろありますが、舌側矯正と平行して行うなら、歯のエナメル質表面にフッ化アパタイトなどを含む強化カルシウムを塗る「FAPホワイトニング(R)」がおすすめ。矯正治療前に行うと、治療中の虫歯発生を抑える効果もあります。